中国経済関連
薄煕来はまだ人気があるそうですが。。
2012/4/27
香港のサウスモーニングポストに、薄煕来を評価する声も多いという記事がありました。でも考えさせられるコメントで絞めています。中国経済の一面を如実に示しているよなと思わされたので紹介します。
薄煕来は汚職はしたかもしれないけど、貧乏人には良いリーダーだという声がいまだにある。それが何故かと言えば、彼の重慶モデルによる重慶市の経済発展の目覚ましさと彼の政策による。
昨年の重慶のGDP成長率は16.5%と、中国の9.2%を大きく上回る。
彼のおかげで重慶は中西部の重要な投資先になり、物流やインフラが急速に整備され、法人税を15%にしたことから、HPやホンハイ等の海外大企業の製造拠点の誘致に成功した。重慶市の海外からの投資は2007年に1000億円程度だったのが昨年は8000億円と8倍になった。
また中国最大のクワウドコンピューティングの施設を3年以内に作ろうとし足り、緑地化でも2%増やし中国国内で最も対応が早かった。
21万以上の補助金付き低所得者向け住宅を建設したが、これも中国最大。
移民工之地元に残した子供のケアをする政策により80億円もその子たちの学校を作ったり、農民工の都市部への戸籍の開放も進め、3百万人以上が都市に合法的に住めるようになった。
これらの経済政策により、薄煕来氏の逮捕後も政策に関しての非難の声は少ない。
しかしながら、このような政策が本当に継続できるものなのだろうか?極めて急激に重慶を中都市から大都市にかえていったが、借金による投資中心の経済運営であり、これらの政策により重慶市の借金は4兆円とGDPと同じ水準になってしまった、
そして多くの他の都市でも程度の差はあれど構造は同じだ。
http://www.scmp.com/portal/site/SCMP/menuitem.2af62ecb329d3d7733492d9253a0a0a0/?vgnextoid=1b9fcaeb55ae6310VgnVCM100000360a0a0aRCRD&ss=China&s=News
なんて感じです。
貧富の格差から来る不満を抱く層を相性にとった政策は確かに見るべきものはありますよね。でも、借金はいずれ悲劇を生み出しかねないですね。中国の場合すべてが同じと言ってもよいのでしょうけど。
それにしても日本の方がひどいんですね、借金率は。
ゴールドマンサックス 中国の経済成長予測を引き下げ
2011/5/30
Goldman cuts China 2011, 2012 GDP growth forecasts BEIJING | Mon May 23, 2011 11:56pm EDT
ゴールドマンサックスが中国の経済成長予測を、今年は10%から9.4%に落とした。
4月の工業生産をもとにしているが、インフレも収まらず6月には5.6%になると予測する。
来年度もGDPは当初の9.5%を下回る9.2%と予測する。
4月の工業生産の伸び率は、当初予測が14.7%だったのに、結果が13.4%にとどまったそうです。
http://www.reuters.com/article/2011/05/24/china-economy-goldman-idUSL3E7GO0BV20110524?feedType=RSS&feedName=usDollarRpt&utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed
落ちたって言ったって9.4%も成長するのかよ!!!
て言いたいのですが、気になるのがインフレ率。中国は近年までずっとCPIの伸び率って低かったんです。インフレで4-5%もあるんだとすると、実質GDP成長率は4.4-5.4%程度ってことになるんですよね??(間違っていたらごめんなさい単純化しすぎていますが)。
そうすると急減速に近いんじゃないでしょうか?
だって、ここのとこインフレがないんですから実質成長率も10%近かったんですよ。
で、確か成長率が8%無いと雇用を賄えないから8%の成長率は必達!って中央政府は騒いでいたはずなんです。