2012年2月21日 の記事
DHCさんのカタログ
2012/2/21
さてさてこれはなんでしょう?
中国ECで成功している数少ない日本企業。そして独立系サイトとして成功している唯一の日本企業DHCさんのカタログの表紙なんです。
中国でもカタログ通販の会社は沢山あり、一応NASDAQに公開できたマックリーン、ベビーのレッドベビードットコム、母嬰家、テレビ通販の東方CJ、あと今はやめているらしいのですが千趣会さんの中国のカタログは僕も見たことがあります。
で、DHCさんのカタログが今何部配布されているとか、そういう実際の事は彼らは秘密主義なので良くは知りません。公表数字とかは探せばあるでしょうけど。
彼らの成功要因は中国のEC業界の成功例として、百度で探せばいろいろ出てきます。まぁ、中国進出コンサル会社の方のネタ元なんですが
・上海から進出
・体験の場としての実店舗開設、今では中国全土の主要都市はほぼカバー
・しっかりと広告
・サンプルを大量に配布
といったあたりでしょうか。まぁサンプルの配布にタオバオのC2C店をうまく使ったことがタオバオ周りでは面白かったのですが、大半の日本企業はそのまねはしないですし、多分未だにそんなやり方をしたことすら知りませんね。相当に中国で成功しているベネッセさんが同じような取り組みをするようで、僕らの所に声がかかっています(日本人ではなく中国人から僕の妻へ、その辺も現地化が進んでいますね)。あ、当たり前ですがしっかりお金がこちらにも入る仕組みです。
さて、このDHCさんのカタログを見たのは、大衆の3c店です。あ、これはフォルクスワーゲンのディーラーの事です。昨年秋に妻が交通事故を起こしたことはブログに書いたかもしれませんが、最終的な修理(タイヤホイールの交換と、窓のシールの交換)がまだだったので時間のできた先週金曜日に行ったんですね。ディーラーで時間つぶしにいろいろ雑誌を見ていた時に見つけたんです。
DHCさん自体の日本のカタログは見たことないので比較はできないのですが、中国で見る他者のカタログとの違いは。
・美容関係の記事が多いこと!
中国のカタログって、やたら商品紹介が多いというか、そればっかりなんです。まぁ本当に商品カタログなんですね。ですから、見た人にとって魅力的な商品がなければそのままゴミ箱行と。まぁ何回か送られて何も買わないと自動的に来なくなるみたいですけど。東方CJあたりはテレビ通販に乗せる商材は既存のブランドが確立されたものに限定しているので、それ以外に物が来た時はカタログに載せるようにしていると聞きますが、まぁあまり見ないですね。
で、DHCさんのはそうじゃないなと。フリーペーパー的に広告が主目的なんですが、まぁ興味のある人は記事を読むのでしょうね。特にそれが日本のマーケティング上珍しいわけではないのですが、そういやほかの日本の通販系のてどうなのかなと思いました。
僕ら事態は今の商品ではまだカタログ通販をする段階ではないのです。というか商材の利益率が低すぎるために、カタログ作成コストとかを賄う自信がないんですね。過去の累計顧客数を考えると母数はまぁいけないことないと思うんですけど。ベビー系は楽友やレッドベビーを見るとカタログは結構重要だと思わされてはいるんですけど。タオバオもそうですが中国ECの大きな欠点の一つとしてネットワークの遅さがあるので、ECサイトで全商品をユーザーに見せるのは楽じゃないんです。日系企業とかは通信インフラ割とよいのでしょうが、ITでもない限り中国系企業の回線は細いんです。どこ行っても会社のPC借りてネット使うとイラつくことが多いんです。ちょっと日本の様にサクサク商品検索しまくるって感じじゃないんですよね、今でも。
で、まぁいずれはカタログもしたいなぁと思ったのですが、DHCサン的な作り方は良いよなぁと思いました。コンテンツに関するアイデアありますし、いつかは取り組みたいですね。表示するアイテム数とか、何を打って稼ぐかなども関連してきますけど。